クラシック音楽はしかめっ面で難しい曲を弾くほど上手というイメージが、残念ながらちょっとありますよね。
でもそもそも楽しかったり心を動かされたりする音楽を目指すのですから、初心者からベテランまでそれぞれの段階で楽しみながら成長できないと、音楽の楽しさを忘れてしまうかもしれない。音楽を嫌いになってしまうかもしれない。
だから上達の度合いに関わらずその時の音楽を楽しんでもられるように教える。ということをレッスンの基本にしてきました。
じつはバイオリンは全身の体幹やフォームが大切な楽器なんです。私自身、子供の頃から「バイオリンを弾くと肩がこる」「バイオリンを構えると力んでしまって、音色が固くなってしまう」「バイオリンを練習した後、とても疲れてしまう」・・・などの悩みを抱えてきまして。
何が何でも身体にやさしい奏法を見つけたい!と探し続けた結果、自分の骨格や腹筋、胸筋、背筋を利用して全身のバランスを意識しながら音を出すことに辿り着きました。
フォームを改善することによって表現がより自由になり、音楽をより楽しめるようになったのです。
楽器の演奏も体幹が大切なのです、とくにバイオリンは。